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フリーランス獣医師として働くには?〜準備・案件獲得・信頼づくりのリアル〜

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2025/07/01 更新

「フリーランスという選択肢があることはわかった。じゃあ実際どう動けばいいの?」
そんな声を多くいただきます。
今回は、フリーランス獣医師として活動するためのステップや実際の仕事の得方、信頼を築く工夫についてご紹介します。


Step1:どんな働き方をしたいかを“言語化”する

フリーランス獣医師と一口に言っても、働き方は人それぞれです。

  • 「週1だけ臨床に関わりたい」
  • 「皮膚科・麻酔など専門性を活かしたい」
  • 「講師や執筆、企業との協業にも興味がある」
  • 「子育て中なので短時間・スポット勤務が理想」

まずは、**「自分はどう働きたいのか」**を明確にすることが第一歩です。
これは、病院や企業とのマッチングの際にも“あなたらしさ”を伝える重要な材料になります。


Step2:仕事はどうやって見つける?

〜紹介ではなく“関係性”から生まれる案件〜

当協会では職業紹介や仲介は行っていませんが、働き方に合った病院・企業との“接点づくり”を支援しています。

例えば…

  • 協賛病院からの情報提供(メーリス配信)
  • 協会HPに掲載された獣医師プロフィールを見た病院からの直接連絡
  • 協賛企業とのコラボ案件(記事執筆、商品監修など)
  • 交流会・セミナー後のつながりから生まれる新しいプロジェクト

つまり、**「信頼を土台にした直接的なやりとり」**がフリーランスの案件獲得の鍵です。


Step3:フリーランスに必要な“自分の魅せ方”

病院・企業と初めてつながるとき、以下のような情報を用意しておくとスムーズです:

  • 簡単なプロフィール(経歴/得意分野/勤務可能な時間帯・地域)
  • 自分ができること・やりたいことのリスト
  • 過去の症例経験や業績(必要に応じて)
  • SNSや紹介ページなどの外部リンク

特別な肩書きや派手な実績がなくても、「どんな人かが伝わること」が信頼の第一歩です。


Step4:契約・税務・働き方の“裏側”

フリーランスは自由度が高い反面、契約や経理、保険などを自分で管理する責任もあります。

  • 契約書を交わす(業務委託契約書)
  • 報酬は源泉徴収か否かを確認
  • 所得税・住民税・個人事業税などの申告
  • 開業届の提出(必要に応じて)

当協会では、これらに関する基礎知識やひな形なども随時ご用意しています。
また、会員同士での情報交換も貴重な支えになります。


最後に:ひとりで始めなくていい

「フリーランス=全部ひとりでやる」と思われがちですが、“つながりながら働く”という選択も可能です。

  • オンラインでの案件共有
  • 他のフリー獣医師とのチーム活動(学会準備・講演など)

仲間やネットワークがあるからこそ、安心して自由な働き方に踏み出せるのです。


✅フリーランスとしての一歩をサポートします

「そろそろ動いてみたい」そんな方へ
獣医フリーランス協会では、あなたの働き方に合わせたサポートを行っています。


「自分らしく、でも孤立せずに働く」
そんな生き方を選びたいあなたのために、私たちはここにいます。

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